負荷調整処理V3.0

目次

機能概要

作業負荷の調整ができる画面です。
工程手配入力画面で登録した工程を、各製番ごとに調整できます。

【画面の場所】メニュー > 作業 > 負荷調整処理V3.0

各項目説明

初期状態

標準工数工程に紐づいている、ワークセンターマスタに登録されている標準作業時間の合計が
表示されます。上記画像の場合、⑨の標準作業時間の合計値が表示されています。
表示開始日設定した日付が、カレンダーの先頭になります。右隣の送りボタンで1日づつ移動できます。
期間カレンダーの表示日数の上限を設定できます。
カレンダーの表示順を、プルダウンの内容に従って変更できます。
件数項目の表示件数を設定できます。
表示①~⑤で設定した内容を画面に表示します。
データ読込最新の工程データを読み込み、画面に表示します。
表示条件の詳細設定画面が開きます。(開いている時は「-」になります。)
※条件表示で補足
ワークセンタ部品番号に紐付いたワークセンターが表示されます。
機械機械名が表示されます。
工程工程名が表示されます。
調整/予定予定:工程手配入力で設定した作業時間が表示されます。
調整:負荷調整処理画面で作業時間を直接変更した際の、変更後の作業時間が表示されます。
アイコンをクリックするとその工程の作業時間や、ステータスを確認できます。
・チェック:手配確定、指示確定、発注確定
・電源マーク:指示書発行(発行済)
・キューブ:製造完了(発行済)※実績あり、製造完了※実績あり
1日あたりの作業時間が合算され、標準工数の数値を基準値として、
割合で色が白、水色、黄色、赤で表現されます。
・白色:基準値の約60%まで
・水色:基準値の約60%以上~100%まで
・黄色:基準値の100%以上~約110%まで
・赤色:約110%以上
各作業時間が表示されます。
切替⑭の表示時間を、クリックで[全工程]か[表示中工程]に切り替えができます。
それぞれの記載の行や番号の表示/非表示を切り替えられます。
ポップアップの
自動表示を停止する
チェックをONにすると、詳細情報のポップアップが非表示になります。
ダウンロード(表)現在の表示内容を、Excelの表形式でダウンロードできます。
ダウンロード(一覧)現在の表示内容を、Excelの一覧形式でダウンロードできます。
インポート工程手配データのインポートができます。

条件表示

条件表示では、各製番の以下項目の追加の情報を画面上に表示できます。

表示させるデータの抽出条件を選択できます。
表示設定チェックをONにした項目の情報を、各製番の右隣に表示できます。
■社内工程
■社外工程
負荷調整のガント色をステータス毎に変更できます。
データ読込設定データを読み込む基準日付を設定出来ます。デフォルトでは本日日付がセットされます。
本日以前のデータを見たい時は、データを読み込む基準日付を変更すると表示されます。
(その際は、上部の表示開始日も変更してください)

【補足】作業時間の計算式について

作業時間(ガントチャート)の計算方法ですが、工程手配入力画面で登録した『段取り時間』『数量』
『単位数量』『単位数量時間』『LT』を元に計算されています。

計算式としては以下になります。

1日あたりの作業時間=((段取(M) + ((数量 ÷ 単位数量) × 時間(M))) ÷ 60)÷LT
【例:組立】((30 + ((200 ÷ 30) × 60)) ÷ 60)÷4 = 1.79166…

① (数量 ÷ 単位数量)何セット作業が必要かを求めます。
「単位数量」は、時間(M)あたりで処理できる個数の為、「数量 ÷ 単位数量」は、
→ 全体で何回その作業を行うかという回数になります。
②((数量 ÷ 単位数量) × 時間(M))製造に必要な作業時間の合計(分)を求めます。
1セットにかかる時間(M)を、セット数分だけ繰り返す
→ 作業だけの総時間(分)になります。
③段取(M) + ((数量 ÷ 単位数量) × 時間(M))段取(M) + 作業時間合計(分)で全体の合計作業時間(分)を求めます。
段取(M)は1回だけ必要な準備時間なので、作業時間を足すことで、
→ 作業全体にかかる正味の時間(分)が出ます。
④(…全体…) ÷ 60分 → 時間に換算します。
時間単位(H)に変換するために60で割ります。
⑤(…全体…) ÷ LT→全体作業時間をLTで割ることで、1日あたりの作業時間が算出されます。

関連画面

工程手配入力
目次